猫を飼おうとしている方!成猫を飼うのもあり?

猫を飼いたい!と思ったときにどこへ行きますか?

ペットショップで売られている猫を想像するのではないでしょうか。

ペットショップには、買ってもらうためにかわいい仔猫がたくさんいます。

飼い始めるのは子猫の方が簡単なのでしょうか?

飼う人によっては、大人になった猫を飼い始める方が実は幸せだったり・・・

仔猫の時しか懐かないのか

猫を飼ったことがある人もそうでない人も「仔猫の時から飼わないと懐かない」と口を揃えて言うことでしょう。

本当に仔猫の時から飼わないと懐かないのでしょうか。

飼い主に懐くかどうかは飼い始めた猫の年齢にはあまり関係ありません。

関係があるのは、社会化期に人と接して暮らしていたかどうかです。

想像してみてください。

野良猫でも人懐っこく寄ってきてスリゴロする猫もいませんんか?

人という動物に対して友好関係を持っている猫であれば何歳から飼っても懐きます。

社会化期が大切

猫は生後2週~7週目までの間にまわりの世界を認識します。

付き合い方を学ぶこの時期を社会化期と呼びます。

社会化期と言われる成長過程で、猫は”自分の世界(認識)”を作ります。

社会化期に犬やウサギなど、ほかの動物と接しながら生活した猫は生涯その動物と友好関係を結びます。

この間に人と接することなく育った猫は、残念ながら人に懐くことは難しいでしょう。

猫自身が人を認めているかどうかが大切になります。

犬と違い猫は飼い主を変えられる

忠犬ハチ公のように、犬は飼い主をいつまでも覚えていて飼い主が変わることは難しいでしょう。

猫は忠猫になることはありません。

残念なことかも知れませんが、飼い主のことを忘れることができます。

「母猫のように甘えさせてくれる人」、「今現在快適な環境を実現してくれる人」、どちらとも全面的な信頼と絆を結ぶことができます。

大人の猫なら自分に合った猫を選べる

猫を飼うなら仔猫の方が愛らしくて、とてもかわいいですよね♡

しかし、子猫はどんな大人になるか未知数です。

集合住宅で飼う場合、あまり鳴かない猫が欲しいと思うこともあるでしょう。

高齢者の家庭で飼う場合、活発な猫よりおとなしい猫の方がいいと考える場合もあります。

ある程度成長していれば、それを判断することは容易です。

「健康な猫を選びたい」と思う場合も同じです。

すでに健康に育っている猫の中から選ぶことができ、確実に健康な猫と出会えることでしょう。

大人の猫であればあなたの家庭にあった猫を選ぶことができます!

仔猫であれば、未知数の成長を受け入れることが大切になります。

猫の魅力は年齢だけ?

猫が好きのあなたであれば、猫の魅力を理解し猫の年齢があまり関係ないことに気づくことでしょう。

猫は平均的に15年以上生きる動物です。

最後までお互いが幸せに暮らすためには最初の選択がとても大切です。

猫を飼ったことがある人はわかるかも知れませんが、本当の猫のかわいさは子猫も大人の猫も同じです。

成猫でなくても小さすぎは注意?

親と離されるのは、ほとんどが生後1ヵ月のときです。

一つ目は、離乳が完了しているためです。

二つ目は、なるべくかわいい時期に飼い主を見つけるためです。

ペットショップで探すときも里親で探すときも幼すぎる猫は注意が必要です。

生後2か月までは母猫と

ペットショップでも里親でも多くは生まれた仔猫をすぐに譲りうけます。

なるべく多くの時間を母猫と暮らすことはとても大切です。

母猫の愛情はそのあとの成長にいい影響を与えます。

2か月以上母猫と過ごした猫を選ぶことをおすすめします。

兄弟猫といることの大切さ

兄弟と一緒にいて遊びながら育った猫ほど飼いやすいです。

性格が大らかになり、物怖じしない好奇心旺盛な性格に育ちます。

小さなことでストレスを感じることが少なくなります。

心因性のトラブルに陥ることも少ないことでしょう。

社会化期に兄弟猫と暮らすことは性格形成上とても大切です。

将来的に多頭飼いを想定してる場合、兄弟猫と暮らしていた猫のほうがおすすめです。

後からの猫を受け入れるときにすぐに仲良くできます。

仔猫を飼う場合

かわいらしい仔猫の時期は数か月です。

その時期を過ぎてしまうと仔猫というステータスがなくなります。

飼い主が仔猫という時期を楽しむためだけで猫の一生を犠牲にしているケースも少なからずあります。

成長したときのかわいらしさも想像しながら選んであげるのも大切です。

仔猫が掛かりやすい病気についても理解し、こまめの体調チェックも忘れずに!

まとめ

多くの人は仔猫から飼い始めます。

仔猫を飼う場合にも魅力がいっぱいあります。

大人の猫から飼う場合にもメリットがあります。

大人の猫も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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