猫の問題行動の対処法!!こんな時どうする?

 

猫と暮らしてみるといろいろと問題行動に出会うかもしれません。

そんな時に対処法を知っていれば、悩まずに済むかもしれません。

問題行動を起こす事には、猫の言い分があります。

それを飼い主が理解して、うまく対処して行くことが猫と生活していく中で大切なことです。

やってほしくないことをする

キッチンに昇るやごみ箱を荒らす等、人がやって欲しくないことを猫が理解することは困難です。

猫は本能的にやりたいことをしているだけで、それがいけないことだとは思っていません。

叩いたり叱ることは効果が期待できないだけでなく、飼い主との信頼関係を崩すのでやめましょう。

解決策

やってほしくないことをやらせないためには、『一度もやらせない』ことが大切です。

やりそうになった瞬間に大きな声を出したり驚かせることで、行動を中止させましょう。

根気強く行うことで、猫は『やってはいけないことだ』と認識するでしょう。

我が家では、悪いことをしたら息を吸って「スッー」という音を出すようにして気づかせています。

音の後に驚いてこっちを見ますが、目を合わせないでいると何事もなかったように行動をやめます。

やってしまってから、叩いたり叱ったりしても猫は何をされているかわからないので学習することができません。

それだけではなく、飼い主を警戒するようになり猫が寄ってこなくなります。

効果的なのは「やりそうになった時にすぐ止める」ことです。

「これをするとなんだか驚く音がなるなぁ」くらいに思わせるのが調度いいです。

キャリーに入るのを嫌がる

病院に連れて行こうとしてもキャリーバックに入ってくれてない。

嫌がって抵抗して入ってくれるのに苦労してしまうこともあるでしょう。

猫は慣れない環境が大嫌いなのでキャリーバックをテリトリーの一部にしてみましょう。

解決策

キャリーに入ることに慣れていない猫は、思い切り抵抗して嫌がるものです。

普段からキャリーをいつでも入れるように、部屋の隅に置いておくなど生活の一部にするといいでしょう。

昼寝場所になってしまえば、いざキャリーに入って欲しい時も、スンナリ入ってくれるでしょう。

飼い主もキャリーに入れるときに気合いを入れすぎず、いつも通り入ってもらうように心がけましょう。

飼い主の緊張感が伝わり、いつもと違う環境であることを猫が感じ取らないようにしましょう。

『いつもの場所にいつものように入るだけ』と猫に思わせることが最大のコツです。

あちこちで爪とぎをされる

猫のために専用の爪とぎを用意してあげているのに、柱や壁、ソファなどで爪とぎをするのに困ってしまうかと思います。

研ぎ心地いい場所を見つけて爪を研いでいるだけなので、悪気は全くありません。

夢中で爪とぎをしているのは、ストレスの発散をしているだけなのです。

そこで爪とぎをしないで~!やめさせるための対策とは

解決策

猫がそこで爪を研ぐ理由は、研ぎ心地がいいことに尽きます。

用意した爪とぎ器よりも柱や壁、ソファのほうが気持ちいだけなのです。

解決策はとても簡単で、家具よりも研ぎ心地を超える爪研ぎ器を見つけることです。

爪研ぎ器にはいろいろな材質があるので試してみるといいでしょう。

いくつか飼って試してみて猫の好みを見つけてあげてください。

夜になると大騒ぎをする

夜中や明け方になると猫が走り回って、大運動会が始まります。

猫は楽しそうに夢中で走っていますが、飼い主にとっては堪ったものではありません。

もともと猫は夜行性なので本能的には仕方がないことでもあります。

解決策

猫が活発になる時間は、ネズミなどの捕食動物が活発に動く時間でもあります。

本能的に体内時計を持っていて、夜中や明け方になると活発に動き出すのです。

成長するに従って人と生活する時間が長くなり、人と同じサイクルで活動するよう変化していきます。

成長を待つことで解決できるのですが、待てない場合には寝る前に猫と思い切り遊んであげてみてください。

猫の溜まっているエネルギーを使い果たしてあげると、疲れてぐっすり寝てしまいます。

体を動かして遊んであげる時間は、15分くらいで十分です。

遊んであげることは、猫との大切なコミュニケーションなので信頼関係も深めることもできます。

マンション等の集合住宅の場合は、ご近所迷にならないようにはカーペットを敷いたりして対処するといいでしょう。

噛み癖と引搔き癖

抱っこしたり、撫でたりスキンシップをしていると急に噛んだり引搔いたりすることがあります。

飼い主のことが嫌いでやっているわけではないことを、理解してあげてください。

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解決策

猫が噛んだり引搔いたりするのは、飼い主に対しての愛情表現であることを理解してあげてください。

うれしくて気分が盛り上がってしまいやっている場合もあります。

噛まれたときは、「いたい!いたい!」と大声で悲鳴を上げてみてください。

そうすることで、猫は「強く噛みすぎているんだな」「引搔くのはダメなんだ」と思い徐々に手加減を覚えていきます。

噛んだり引搔いたりするときは、その気持ちを「遊び」などに転嫁させることが大切です。

ただ単純にやめてのサインでやっている場合もあるので、それを見極めてください。

まとめ

問題行動には猫の言い分があり、人のルールを押し付けることは難しいです。

猫の気持ちを理解して、問題行動が起こらないように飼い主がリードしてあげるといいでしょう。

<POINT>

  • やってほしくないこと ⇒ やる前に止めさせる
  • キャリーバックを嫌がる ⇒ キャリーバックを生活の一部にする
  • 家具で爪とぎ ⇒ 家具を超える、研ぎ心地がいい爪研ぎを用意する
  • 夜中の大運動会 ⇒ 成長するまで待つ or 疲れるまで思い切り遊んであげる
  • 噛み癖&引搔き癖 ⇒ 大声でダメなこと or 気持ちを遊びに転嫁させる ※やめてのサインの可能性もあり

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