猫が病気やケガの時に医療費はいくらかかる?【医療費の参考価格】

「猫が病気に掛かった時に、どのくらい掛かる?」

意外とバカにできないのが、医療費です。

食費などのように予測できる出費ではありません。

気がつけば、大きな負担となっているかもしれません。

医療費にどのくらいかかるのかの参考価格を記載します。

価格がどのくらいなのか知ることも必要ですが、なにより信頼できる獣医のもとで安心できる治療を受けることが大切です。

※本文に記載している医療費は、あくまで参考価格とご理解ください。

医療費は大きな負担となる

ペットが家族のように考えられている今日でも、ペットに対しての公の保険はありません。

そのため、一度病院に掛かると治療費は人と比べ高額になります。

猫も生き物なので病気に掛かったり、ケガをしたりする可能性は十分にあります。

病気は、早期発見と適切な治療が回復の近道です。

近道をすることで、結果的に医療費を安く済ませることができます。

飼い主は日々猫の体調の変化をチェックして、SOSを見逃さない事が大切です。

病気は自己判断をしない

日々の体調管理を気を付けることは大切ですが、健康診断と予防接種も定期的に受けるようにしましょう。

予防接種をすることで、未然に防げる病気があります。

年に一回は接種することをおすすめします。

様子がおかしいときに「すぐに元気になるだろう」と楽観的に判断する飼い主が多いですが、それがなによりも危険です。

近年ではいろいろとネットで調べることができるため、症状をもとに検索する飼い主も多いでしょう。

症状からどんな病気の可能性があるのか、参考にすることは問題ありません。

中には素人判断で勝手に投薬をしたり治療をしたりする人もいるとか、いないとか・・・。

その場合には、悪化や手遅れを招くことがあります。

悪化してしまえば、より高額な治療費が掛かってしまうことになります。

最悪の事態も考えられます。

そうならないためにも、すぐに病院で正しい処置をしてもらうようにしましょう。

ケガは応急処置が大切

ケガの場合は、応急処置ができるかできないかで命に関わる場合があります。

猫を飼っている場合は、病院に連れて行くまでの応急処置を覚えることをおすすめします。

正しい止血や人工呼吸を施せたかどうかで、愛猫が助かるか大きく影響してきます。

ケガをしたときはあわてずに動物病院に連絡をして、電話で症状を伝えて指示を仰ぎましょう。

動物病院との連携が大切

猫が病気になったりケガをしたりしたときには、獣医に診てもらうことになります。

獣医の指示通り、投薬や治療を進めていくことが病気の回復の近道になります。

治療には飼い主と獣医でタッグを組むことがとても大切です

話がしやすく、親身になって相談できる、信頼のおける獣医を見つけておく必要があります。

ケガをして救急でかかりたい時に、かかりつけの病院がお休みの場合も・・・。

そんなときのために、複数の動物病院を確保しておくといいでしょう。

猫の医療費(参考価格)

健康診断系

・健康診断・・・5,000円

・予防接種(三種混合)・・・6,000~8,000円

・予防接種(五種混合)・・・8,000~10,000円

歯の治療

・歯石取り・・・30,000~60,000円

・抜歯・・・20,000円

掛かりやす病気

・回虫症・・・2,000~6,000円

・条虫症・・・2,000~6,000円

・皮膚真菌症・・・5,000~6,000円

・ネコ免疫不全ウィルス感染症・・・10,000円

・イエローファット・・・5,000~8,000円

・下部尿路疾患・・・7,000~8,000円

・トキソプラズ症・・・5,000~6,000円

・子宮蓄膿症・・・40,000~50,000円

・ネコ伝染性腹膜炎(検査のみ)・・・10,000円

・耳疥癬症・・・3,000~4,000円

よくあるケガ

・骨折・・・10,000~15,000円

・裂傷・・・7,000~8,000円

・やけど・・・10,000~15,000円

・のどに骨が刺さった・・・15,000~20,000円

・目に異物が入った・・・10,000~15,000円

・糸やひもを飲み込んだ・・・10,000~20,000円

出産・避妊

・出産・・・20,000~40,000円

・避妊手術・・・30,000~40,000円

・去勢手術・・・15,000~20,000円

まとめ

猫が病気やケガをした場合に、どのくらいかかるのか参考価格は理解していただけたかと思います。

この価格と比べて、かかりつけの動物病院が高いとか安いとか判断することはしないでもらいたいです。

高いから安心であるとか、安いからダメとか、価格だけで判断をすることはできません。

値段で治療をするのではなく、信頼できる獣医のもとで安心できる治療をすることが何より大切です。

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