猫の健康状態は大丈夫?その行動は病気のサインかも!

猫はいつ敵に襲われるかわからないというのが本能的にあります。

襲われる可能性があるため、弱っているところを見せることはできません。

体調が悪くても周りにはわかりにくい場合があります。

気づいた時には重症であることも!!!

飼い主が猫の些細な違いを見つけてあげましょう。

早めに違いを見つけてあげることで重症化を防げます。

普段から体調のチェックをしてあげましょう。

病気の疑いがある場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。

チェックポイント

1.□ 目やにがひどい

2.□ よだれが出ている

3.□ 鼻水が出る

4.□ 口臭がある

5.□ 触られるのを嫌がる

6.□ 脱毛している

7.□ ひどくかゆがる

8.□ お腹にしこりがある

9.□ 便秘、下痢、血便、便に異物

10.□ 食欲不振

11. □ 吐く

12.□ 呼吸が苦しそう

13.□ 水を大量に飲む

顔の回りの症状

目ヤニがひどい

涙が多かったり、目ヤニが出ている。

その場合は「結膜炎」になっている可能性があります。

目を気にして擦ってしまうことで悪化させる恐れがあります。

猫風邪をひいたときも目ヤニが出ます。

よだれが出ている

食事や寝ているときでもよだれが出ている場合は要注意。

「口内炎」になっている可能性があります。

暑いときに締め切った部屋にいた場合は「熱中症」の可能性も考えられます。

猫はあまりよだれをたらしません。

異変があればすぐに発見できるでしょう。

鼻水がでる

鼻水は猫風邪にかかっている可能性があります。

猫風邪の場合は目やにやくしゃみなどの症状も見受けられます。

猫の鼻は湿っていることが通常の状態です。

乾いている場合は体調不良のサインかもしれません。

普段からスキンシップで鼻の頭をチェックしましょう。

口臭がある

口が臭う場合は、「歯周病」などの口の中の病気の疑いがあります。

肝臓や腎臓に疾患を抱えている可能性が考えられます。

口臭が便臭に近いニオイがすることもあります。

歯磨きをして普段から予防してあげましょう。

体の症状

触られるのを嫌がる

普段から触られるのを嫌っている猫はわかりにくいかもしれません。

今まで触られることを嫌がっていない場合に急に嫌がるようになった時には要注意。

怪我をしている可能性もあります。

お腹を嫌がる場合は「尿路結石」などの可能性もあります。

抱きかかえた時に暴れるようなら一度獣医に相談してみてください。

脱毛している

猫が一か所を執拗に舐めることで脱毛します。

舐めるのは皮膚病の可能性もあります。

また、内臓の疾患の場合も執拗に舐めます。

その他にもストレスによる心因性の病気も考えられます。

グルーミングのし過ぎでも脱毛してしまうこともあります。

脱毛することも病気のサインなので見逃さないように!!!

ひどくかゆがる

脱毛、赤みの発疹があるときは皮膚病の可能性があります。

ノミやダニ、カビ、アレルギーなど多くの要因が考えられます。

多頭外の場合にノミやダニは移るので早急に対応が必要です。

犬などの外に出る動物を一緒に飼っている場合は注意しましょう。

お腹にしこりがある

お腹をさわったときに、しこりとなって硬くなっている場合には要注意。

しこりではなく一部が柔らかく「ぶよぶよ」した感じになっている場合も病気の可能性があります。

おなかには大切な器官が詰まっています。

気になる症状がある場合は、獣医さんに相談しましょう。

その他の気になる症状

便秘が続く

数日間(2日ほど)、便が出ない日が続くようなら便秘を疑ってください。

中には慢性的に便秘になっている場合もあります。

年を取ることで消化器官の衰えで便秘になる猫もいます。

食事療法や投薬で便秘を解消させてあげることができます。

食欲不振

あらゆる病気の症状の最初に現れるのが食欲が落ちることです。

猫は具合が悪くなると食べなくなります。

数日食べない日が続くと「リピドーシス」を引き起こすことがあります。

早急に病院へ連れて行ってください。

中高年例の肥満猫が何日も食べないことであり、命に関わります。

※リピドーシス:肝臓に脂肪が蓄積する状態。

吐く

食べた直後に吐く場合があります。

食べ過ぎで吐いているのかもしれません。

また、毛繕いで舐めとった毛を毛玉として吐くことがあります。

どちらも吐いた後に何事もなかったかのようにしていれば心配する必要はありません。

よく吐く動物なので問題はないことが多いのです。

しかし、次の症状があった時は病院にかかりましょう。

・立て続けに何度も吐く

・食後しばらくたった後に消化された液体を吐く

・吐いた後もよだれを垂らして苦しそう

・吐こうとしているのに吐けなくて苦しそう

『猫はよく吐く動物』という認識から放っておくのは危険です。

心配でしたら獣医に相談しましょう。

呼吸が苦しそう

呼吸が苦しそうにしている場合は、呼吸疾患の可能性があります。

呼吸が大きく、歯茎が青白くなっている場合は、中毒や貧血が考えられるのですぐに病院に連れて行きましょう。

下痢、血便、便に異物

下痢や軟便の場合、ストレスや心因性も考えられますが感染症の可能性もありえます。

仔猫の場合は、下痢や軟便が続くことで衰弱してしまうこともあるので受診することをお勧めします。

血便が出ている場合は、急を要する病気のサインかも!!

すぐに病院へ連れて行きましょう。

便に異物が混ざっていて排便の後に元気がない場合には病院に連れて行ってあげましょう。

水を大量に飲む

水を飲むことはとても大切です。

しかし、普段よりも大量の水を飲んでいるようでしたら要注意です。

日々多く飲む日が続く場合は病院で診てもらいましょう。

腎機能の低下や糖尿病を始め、さまざまな病気の可能性があります。

まとめ

些細な違いも病気サインの可能性があります。

チェックポイントを参考にしてみてください。

猫を日々よく観察をして、違いがあれば病院に掛かることも検討してください。

心配であれば一度獣医に相談しましょう。

子猫やシニア猫の場合には体調が変化しやすいです。

変化しやすい時期は注意して体調の管理を行ってあげてください。

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