清潔なトイレは猫の大切な場所!どこに置くのがいいの?

キレイ好きな猫はトイレ環境をこだわります。

トイレが清潔でなかったり、落ち着かない場合はトイレを使ってくれません。

気に入らない環境では我慢して、粗相をしてしまったりしてしまいます。

トイレの環境はしっかり整えてあげましょう。

猫が喜ぶトイレの環境づくり

トイレの個数は足りている?

トイレの数の理想は猫の頭数+1の数です。

トイレの数を多くすることで、留守などトイレの掃除がすぐにできない場合でも予備として使えます。

猫にはトイレの好みがあり、気に入らない場合にはトイレが遠のいてしまうことも。

好みがわかるまで、複数のタイプを用意してあげるのもいいでしょう。

↓大きくて多頭外にも最適

トイレの場所はどこがいい?

すぐに排泄したことや排泄異常がわかるように、飼い主の目が届く場所においてあげるといいでしょう。

一般的に猫は排泄をしているところを見られるのを嫌います。

猫が安心してできるように部屋の隅においてあげることが理想です。

玄関や廊下といった人が行き来する場所は落ち着かないので避けましょう。

トイレの場所は食事の場所から離すことも基本です。

シニア猫の場合は、すぐにトイレに行けるようにベッドとトイレを近づけてあげる工夫もいいでしょう。

トイレの掃除の回数と頻度

猫は自分の排泄物のにおいがいつまでも残ることを嫌います。

排泄物が残ったままだと猫がトイレに行かなくなる原因となります。

トイレはこまめにチェックをするようにしましょう。

できれば排泄後すぐに掃除すると良いでしょう。

少なくとも『1日2回の朝、夜』は掃除をして清潔に保ちましょう。

留守にしたときは、帰ったらすぐに掃除をしてあげましょう。

月に一度は丸洗いをして、天日干しをしてあげると良いでしょう。

トイレの種類いろいろ

箱型タイプ

もっともスタンダードな形となります。

足を縁にかけて用を足す猫には、このタイプがおすすめです。

回りに目隠しがなく、排泄のチェックがしやすく、掃除も楽に行えます。

しかし使いやすい反面、丸見えなので置く場所を考えなくてはいけません。

縁が浅いタイプが多いので、砂の飛び散りも気になります。

カバータイプ

屋根がある『ドームタイプ』や『ハーフカバータイプ』があります。

ドームタイプには扉がついているタイプがあり、猫が入ると扉が閉まり完全個室となります。

カバータイプの特徴としては、砂が飛び散りにくいのとニオイが漏れにくいことがあげらます。

デメリットとしては、排泄の確認がしづらいことと、大きい猫には窮屈になってしまうことです。

システムトイレ

専用のトイレシートを使用することにより消臭効果を発揮するトイレです。

トレイの形は「箱型」「フード付き」「ハーフタイプ」といろいろな形があります。

ほかのトイレに比べて、おしっこの塊を取り除くことがないのでお手入れが簡単です。

多頭外の場合、別の猫のにおいが残っている場合、用を足さない場合があります。

システムトイレだとニオイが残らないので多頭飼いの場合に魅力的です。

全自動トイレ

猫が用を足すと自動で排泄物を取り除いてくれる便利なトイレです。

お掃除の手間がかからず、清潔に保てるのが特徴です。

全自動の便利さはありますが、値段が高くなかなか手が出しにくいともいえるでしょう。

猫が怖がって入ってくれない場合もありますので、購入する場合はよく考えましょう。

猫の砂はなにがいいの?

鉱物系の砂

砂に近い感覚で猫が好み、脱臭力と吸収力に優れた砂です。

即座に固まるので、猫砂の中ではもっとも衛生的といえるでしょう。

不燃ごみに捨てるものが多く、難点としては重量があるので廃棄するのが不便です。

紙系の砂

固まりやすくおしっこでも紙の色が変わるのでチェックしやすのが特徴です。

可燃ごみとして捨てることができ、またトイレに流せるタイプが多くあります。

軽いので購入、破棄の際は持ち運びがしやすいでしょう。

 

雑菌が増えるスピードが速く、頻繁に交換が必要になります。

木材系の砂

ヒノキや針葉樹が主な原料でウッディな香りが特徴です。

脱臭性に富んでおり、固まるタイプと固まらないタイプの2タイプがあります。

可燃ごみに捨てられ、トイレに流せるものが多くあります。

脱臭性、抗菌性に優れた商品が多く販売されています。

おから系の砂

おからを主原料としたもので、トイレ流したり、可燃ごみとして捨てることができます。

おから独特の香りがあり、猫がくちにしてしまうこともあります。

天然素材で安心な反面、雑菌の増殖がしやすいので使用後はすぐに捨てましょう。

まとめ

キレイ好きといわれる猫はトイレの環境へのこだわりも強いでしょう。

何よりも大切なことは、トイレを清潔に保つことです。

安心して用を足せるように猫にあった形のトレイを用意してあげてください。

清潔なトイレは猫にとっても大切な場所であることを理解してあげましょう。

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