犬だけじゃない、猫だって散歩やドライブができる!!大切なのは事前準備と心構え!!
多くの猫は環境の変化が苦手で、出かけるより家で留守番をしている方が好きです。
愛猫と少しでも長い時間を過ごしたい飼い主に朗報です。
猫とも外出をして、散歩やドライブをすることは可能です。
猫との外出をする場合には、事前準備と心がけが必要なります。
散歩や買い物
猫が外をぼんやり眺めている姿を見て「本当は外に行って散歩をしたいに違いない。」「家の中に閉じ込めてしまってかわいそう」と思っている飼い主が多いようです。
もともと室内飼いにしている猫であればテリトリーが家自体なので心配無用です。
外の世界に興味は持っていても外出を望んでいるとは限りません。
散歩中も同様で、飼い主が猫をキャリーバッグに入れて持ち歩くだけで十分なのです。
出かけるときにすんなりいくように、普段からキャリーバッグに入ることに慣れさせてあげましょう。
買い物など人が多くいる場所に連れて行く場合は、臭いや鳴き声で周囲に迷惑が掛からないようにバッグに布を掛けるなどの工夫をしましょう。
外出で注意すること
室内飼いをしている猫を外に出すのは、わざわざ危険にさらすようなものです。
ノミが付いたり、寄生虫に汚染されたものを口にしたりする危険性もあります。
外出をさせたとしても猫に外を歩かせることは避けましょう。
猫とのドライブ
車に乗せるまで
猫を連れて外出するときは、急いで連れ出すことは禁物です。
時間に余裕をもって準備をして、食事とトイレは必ず済ませるようにしましょう。
バッグを開けた瞬間に逃げてしまうことがよくあるので、キャリーバッグに入れる際には念のため首輪とリードをつけておくと安心です。
使い慣れたキャリーバッグに入ればお出かけの準備は完了です。
車までは静かに運んで、走り出したらドライブを満喫することでしょう。
車酔いが心配な猫の場合は出かける6~7時間は食事を控えるようにしましょう。
車の中での過ごし方
自家用車の中であれば猫をキャリーバッグから出しても問題はありません。
猫が知らない間に窓を開けてしまわないようにパワーウィンドウはロックしておきましょう。
猫がリラックスできる場所に座らせて、安全運転でドライブを楽しみましょう。
走行中は窓を閉めて、長距離の場合は4時間くらいを目安にして休憩を入れて猫も飼い主も少し運動をして体をほぐしましょう。
猫を残して外に出るときは窓を数センチ開けてから出かけましょう。
夏場の車中にクーラーが切れた状態で残すことが無いように気を付けましょう。
猫の散歩とドライブに役立つグッズ
カート
猫を連れて近所のお出かけや買い物をするのにとても便利です。
車輪がついているので長時間の移動で腕や肩が痛くなることはありません。
電車移動の場合には場所を取るかもしれませんので、空いている時間を狙って出かけましょう。
公共の交通機関を使う場合は利用方法を事前に確認しておくことをおすすめします。料金が掛かる場合があります。
キャリーバッグ
手持ちや肩から掛けられるタイプ、リュックで背負うことができるタイプなど幅広く商品があります。
飼い主の好みと猫のタイプに合ったキャリーバッグを選んであげましょう。
キャリーバッグは何よりも慣れておくことが大切です。
携帯トイレ
旅行やドライブなどの長時間にかけてトイレの場所がないときにとても便利です。
車の中で粗相をしてしまうと困ってしまうので用意しておくといいでしょう。
テント
アウトドア派の飼い主が猫を連れ出したいときにとても重宝します。
猫を外に出したときに紫外線の心配もありません。
まとめ
犬は毎日散歩して外に連れだすイメージがありますが、猫は外に連れ出すことはイメージすることは少ないでしょう。
猫はテリトリーが家の中で、そこだけで生活をすることができるため、ほとんどの場合は外に出す必要はありません。
猫とドライブを楽しむために、逃げてしまわないように最善の注意をする必要があります。
猫の性格もいろいろなので、中には外に連れ出してドライブを楽しむ猫もいるのかもしれません。