猫のお留守番!準備を整えれば一泊ならOK

 

猫に留守番させるとさびしくてかわいそうですよね。

それでも、どうしても家を空けなければならない時はあります。

そんな時は、しっかりと準備を整えれば一泊程度なら問題ないでしょう。

二泊以上の場合は、知人に預けお世話してもらう等を考えてください。

猫の留守番は本当に大丈夫か

子猫の場合

子猫の年齢によって、留守番できる時間が大きく変わってきます。

2か月以内の子猫の場合は、食事と体調管理の面から留守番をさせることは避けてください。

子猫の食事は、一回に食べられる量が決まっているため、一日複数回に分けて与えてあげます。

また、体温調節が上手ではないので温度管理をしっかりとする必要があります。

小さいうちは些細な異変にでもすぐに気付けるように、だれか必ずついているようにしてください。

シニア猫と持病がある猫

シニア猫や持病がある猫の場合は、誰かがついていなければなりません。

留守番をさせることは難しいでしょう。

どうしたら留守番できる?

生後3か月~4か月経っている

・家の中で過ごすことに慣れている

・老化や持病による看病が必要ない

・猫が留守番できる環境を準備できる

条件を満たしていれば問題なく留守番できるでしょう。

慣れないうちは猫がさびしくないように、短い時間の留守番から慣らしてあげるといいでしょう。

留守番をする準備

病気にならないために、猫はこまめに水を飲むことが必要になります。

たっぷりと水を入れた容器を用意してあげましょう。

こぼれた時のために、水を入れた容器を複数用意してあげてください。

水が減ると自動で補給するタイプの容器だと水を多く用意することができます。

フード

時間がたっても腐らない、ドライフードを用意しましょう。

ただし、ドライフードでも湿気が多いなど、時期によっては腐るスピードも速いので気を付けましょう。

トイレ

猫はとてもきれい好きで、トイレが汚いとそのトイレで排泄しなくなります。

排泄物が沢山残っていたり、砂や容器が汚れている場合にトイレ以外の場所で排泄してしまったり。

トイレの数を多く置くなどの対処をすると、一か所が汚れて排泄しなくなったとしても対応できます。

快適な室温と湿度

猫が自分で好きな温度が選べるように

猫はわがままかもしれませんが、暑すぎるのも寒すぎるのも苦手です。

部屋の中で温度差を作り、猫が好みの場所を自由に選べるようにしてください。

日がよく当たる窓で日向ぼっこができるようにするなど、工夫をしてあげてください。

うちの猫も日向ぼっこが大好きで、お留守番の時にはカーテンを少し開けて置くとそこを昼寝場所にしてます。

夏場は熱中症に要注意

冷房のない閉め切った部屋に閉じ込められた猫は熱中症になり、最悪の場合には命に関わります。

暑い時期は必ず冷房を聞かせて快適に過ごせるように対策をしてください。

留守番の時に熱中症になる事故は大変多いでので、出かけるときは確認しましょう。

冬場は猫も風邪を引くので対策を!

冬場の乾燥によって、ウィルスが活発に動くことで猫も風邪を引きやすくなります。

加湿器を置くなどして乾燥しないように対処しましょう。

また、気温が下がることで飲水量が減りおしっこの病気になりやすくなります。

夏場と同様に出かける前には必ずエアコンをつけていきましょう。

ほかの暖房器具もありますが、火事にならないように十分注意しましょう。

室内は片づけておくこと

猫がいたずらしたり、走り回った時にけがをしないようにしておくことが大切です。

高いところでも猫は登っていくので、高いところにものを置いておかないことをおすすめします。

輪ゴムやひもなど誤飲してしまうものが落ちていないか確認して、部屋をきれいにして出かけましょう。

留守番のおすすめグッズ

自動トイレ

猫が排泄をしたら自動で感知して、排泄物を取り除いてトイレを清潔に保ちます。

普通に使用していても1週間掃除する必要がないため、一泊程度ならトイレの心配をする必要がなくなります。

普段使いでも使用できメリットが多いため、使用を検討するのもいいでしょう。

デメリットとしては、値段が少し高いことがあげられます。

【猫の自動トイレ】キャットロボット オープンエアー (Cat Robot Open Air)

自動給餌器

フードタイマーがついており、時間になると設定された量が出てきます。

今ではスマホでリモート操作することができたり、カメラがついて猫の様子を確認できるなどハイテクになっています。

普段から家を空けることが多い場合には、大変重宝します。

肥満予防で食事量の制限するのにも使用できるので、何かと使う場面が多いかと思います。

あなた留守でもごはんは安心!猫用タイマー自動給餌器はカリカリマシーン

自動給水器

水を飲んで減った量を自動で補給して大容量で水を用意することができます。

単純に水を補給するタイプと水を循環させてろ過で新鮮さを保ってくれるタイプがあります。

「ろ過でキレイな水を保てるフィルター式給水器」がおすすめです。

フィルター式給水器は、多頭飼いをしている場合に普段使いでも活躍するでしょう。

我が家でも使用していますが、フィルター式給水器を設置してから水を飲む量が増えました。

ジェックス ピュアクリスタル 全猫用 ガーリーグリーン 【フィルター式(循環式) 給水器】

2日以上空ける時は

2日以上留守にするときは、誰かに世話をお願いするようにしましょう。

知人やペットシッターに来てもらうか、ペットホテルや預かってくれる動物病院などを利用しましょう。

ペットシッター

メリット

猫がいつも暮らしている環境を変えずに暮らせます。

猫は環境の変化にとっても敏感で、普段住んでいる環境が少しでも変わるとストレスになり病気になることもあります。

デメリット

留守中に他人が家の中に入ることに抵抗がある人には向きません。

注意点

預ける前の段取りが重要になります。

普段から顔を合わせない方に頼む場合は、猫と事前に顔合わせをして警戒心を解いておくといいでしょう。

普段の猫の飼育方法を理解してもらい、食事やトイレの世話を普段と変わらずしてもらえるようにしましょう。

一日何回で何時ごろに来てもらうか確認しておきましょう。

緊急の場合に、どこの病院に掛かっているかなども説明しておくといいでしょう。

ペットホテル

メリット

猫を連れて行ってお願いするだけで済みます。

事前の段取りや準備が必要ありません。

デメリット

慣れない環境で過ごすので、猫が体調を崩したり、ストレスをためることがあります。

猫のペットホテルが少ないので、預ける場所を探すのも苦労します。

注意点

事前に下見をしておくといいでしょう。

猫が過ごす環境がどんなであるか、サービスや料金なども事前にチェックしておきましょう。

必ず予防接種やノミの予防は済ませておきましょう。

留守をした後のフォローも大切!!

しばらく留守にして離れたときに猫が警戒したり、おびえた様子になることもあります。

そんなときは優しく抱き上げて声をかけてあげたり、遊んであげたりと猫を安心させてあがてください。

猫はストレスで下痢をしたり体調を崩したりしますので、問題がある場合はすぐに病院に連れて行ってあげましょう。

まとめ

猫の年齢や持病を持っていないなどの条件はありますが、一泊であれば問題なく留守番をすることができます。

留守番をさせるときは、「」「フード」「トイレ」「室温と湿度」「キレイな部屋」に気をつけて準備をしましょう。

自動でお世話できるようなグッズを使うと簡単に留守番できる環境を整えることができます。

2日以上になる場合は、お世話を頼むようにしましょう。

留守をした後は必ずフォローをしたあげて、「もう大丈夫」と安心させてあげてください。

万全の準備があれば留守番は問題ありません。

 

 

 

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