子猫の発育の参考に!月齢における目安体重と成長度合い
猫は驚くほどに、あっという間に成長していきます。
生まれてから大人になるまでの期間は1年間です。
この間まで子猫だったのに気が付けば大人になっています。
子猫がどのように成長していくのかをご紹介いたします。
月齢によってどのくらいの大きさなのかの目安にしてみてください。
成長には個体差があるので、参考程度にしていただければと思います。
生まれて間もない赤ちゃん猫から少しずつ成長していく過程と照らし合わせてみてください。
シニア期になった猫についても記載していますので、参考にしてください。
子猫期(生誕~1ヵ月)
生後1日
体重:100~200g
目は開かず、耳もほとんど聞こえません。
臭覚があり臭いで母親を探します。
前足の力だけでおっぱいを探し、成長のためにミルクを飲みます。
生後1週目
体重:200~250g
母親のおっぱいを前足で踏み、押しだすようにミルクを飲みます。
授乳と排泄と睡眠を繰り返して過ごします。
おっぱいがないときは子猫用のミルクで授乳します。
生後2週目
体重:250~300g
少しずつ目が開き始め、足取りもしっかりしてきます。
耳も成長し、周りの音が聞こえ始め行動範囲も広がります。
猫の性格が決まるとも言われる大切な時期です。
人懐っこい猫になるかのかはこの時期に掛かっています。
生後3週目
体重:350~400g
爪の出し入れができるようになります。
乳歯が生えてくる頃なので、離乳食をちょっとずつスタートしましょう。
このころになると自分の力で排泄できるようにります。
トイレケースに入れてあげてトレーニングを始めてあげましょう。
生後4週目(1ヵ月)
体重:400~500g
乳歯が完全に生えそろいます。
離乳食や子猫用のフードが少しずつ食べられるようになります。
ドライフードをふやかして与えて慣れさせるのもいいでしょう。
兄弟猫と猫同士でじゃれたりする姿が多くなります。
喉をごろごろ鳴らしたり、毛繕いをしだします。
猫とスキンシップをするなどしてあげましょう。
今後のために体に触れることを慣らしていきましょう。
生後2ヵ月
体重:700~1,000g
子猫用の「カリカリ」が食べられるようになります。
ノミ・ダニの寄生虫駆除ができるようになります。
この時期になると混合ワクチンを打つことができます。
ワクチンは間を3~4週空けて2回接種しましょう。
幼猫期(生後3ヵ月~1歳)
体重:1~1.5kg
このころから永久歯が生え始めます。
猫ごとにはっきりとした性格が決まります。
このころになるとしつけはほぼ完了している時期です。
7ヵ月ごろまでは体がどんどんと成長していきます。
そのため成長には大切な時期ともいえます。
良質で栄養がある食事を与えてあげましょう。
できることなら猫の月例にあった栄養価の高いキャットフードを与えてあげましょう。
4ヵ月ころを過ぎるとメスは最初の発情を迎えることがあります。
オス・メスともに1歳になる前に去勢・避妊手術を済ませましょう。
成猫期(1歳~7歳)
1歳を過ぎると、もう大人の仲間入りです。
引き続き栄養価のあるキャットフードを与えてあげましょう。
去勢・避妊手術をしていると、肥満になることもあります。
用途に合わせたキャットフードを選ぶと良いでしょう。
1年に1回の予防接種を行うことや、季節ごとの体のケアをするなど病気を事前に防ぐようにしましょう。
シニア期(7歳~)
猫のおじいちゃん、おばあちゃんになっている頃です。
徐々に消化機能が落ちてきます。
栄養価が高く消化がいいシニア用のキャットフードを選んであげましょう。
体力が衰えたことにより、病気にかかりやすくなります。
定期検診の回数を増やすなどして早めに対処を心がけましょう。
ストレスや無理のない生活が送れるようにしましょう。
夏は涼しく、冬は暖かくすることも大切です。
室内外の猫は寿命が15~20年になることもあります。
シニア期が最も長い期間になります。
しっかりとケアをして猫との幸せな生活を堪能させてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんだった猫はあっという間に大人になります。
その都度年齢ごとのかわいい猫の姿をみることができます。
成長とともに変化を楽しみつつ、猫との幸せな時間をお過ごしください。