【キレネコ対策】猫のイライラサインを見逃すな!!

猫はのんびり日向ぼっこをして、あまり攻撃的になることとは無縁なように思えます。

そんな猫が急にキレて攻撃的になったら、飼い主としてはショックです。

猫が突然噛みついてくる

猫を叱ったり、いじめたりした覚えがないのに撫でている途中で急に噛みついてきたりします。

噛みついたりすることは、別に嫌になったからなどで起こっているわけではありません。

では、猫は飼い主になぜ突然キレるのでしょうか。

猫の性格による行動

猫は気分がころころと変わる動物で、長時間同じことを続けることは苦手です。

飼い主に撫でられて、ゴロゴロ喉を鳴らしていたかと思うと3分もすれば飽きてしまいます。

実はもうすでに飽きているのに、飼い主がしつこく撫でていたら猫はどう思うでしょうか?

飼い主想いの猫は、ご主人様のためと遠慮から我慢して耐えます。

次第に我慢できなくなってきて、爆発してしまうことでしょう。

キレる前のサインを見逃さないで

撫でられるのに飽きた猫が我慢している時に、我慢しているサインを見せています。

飼い主がその独特の行動に気づいてやめることが大切です。

シッポをぶんぶん振る

シッポを左右に大きく振ることは、いらいらしている態度を表します。

猫の気持ちを知るうえで、シッポの動きはとても大切です。

野生猫は、普段の生活でシッポを左右に振っていらいらを表現することはありません。

基本的には自由気ままに生きていて、単独生活においていらいらすることはないです。

シッポを左右にぶんぶん振りたくなるのは、繁殖期にオス同士が縄張り争いをするときに限られるでしょう。

体の向きを変える

突然、体の向きをバタンと変えたら、イライラの頂点に達しているかもしれません。

このサインを見逃してしまうと、次は攻撃に移る可能性があります。

猫同士の場合、相手の猫に対して直角にして自分の側面を見せると、気力的に負けを意味します。

これは防御態勢に入っていて、そっとしてほしいことを意味します。

この体勢になったら、飼い主は構うのを止めてそっとしておいてあげましょう。

そのほかの細かい違い

猫を撫でている毛が少し逆立って来たり、耳がペタンと倒れていると嫌がっているサインです。

瞳孔が広がり真ん丸の瞳だったり、シッポの被毛が膨らんで太くなっていると攻撃する寸前なので注意しましょう。

猫の態度や普段との違いで、気持ちを理解することが大切です。

反射的行動からの攻撃

帰宅時に急にキレる

飼い主が帰宅したときに、急に襲いかかってくる猫もいたりします。

過去にドアが開いたときに、脳裡に焼付くほどの嫌な思いや怖い体験をしたことにより、反射的に攻撃をします。

「ドアが開く=攻撃をする」が結びついていて、相手がだれであろうと構わずとっさに攻撃をしてしまいます。

反射行動の原因

猫が反射的な行動を取るのには、極端な臆病さが原因で起こります。

猫は子猫の時に多くのことを母猫から学びますが、学び不足から起こると考えられます。

生後4か月を過ぎると、母猫から猫の社会などのルールを学びます。

この社会ルールを十分に学ばなかった場合に、情緒不安定な猫に育つ可能性があります。

転嫁行動による攻撃

何かしらの原因で興奮して攻撃的になる猫がいますが、その原因と関係ない相手に攻撃を仕掛ける場合があります。

これは、「転嫁行動」と呼ばれる行動で、一種の八つ当たりになります。

原因としては、臆病さが適切な判断を妨げている可能性が考えられます。

病気が隠れている場合も

猫が攻撃的になるケースとして、病気が隠れている場合もあります。

てんかんや脳腫瘍、甲状腺機能亢進症といった病気で攻撃的になることがあります。

原因不明で攻撃的な行動が見られる場合には、専門家や獣医に相談をしましょう。

興奮して攻撃をしてきたら

しつけと称して、猫に体罰を加えることは飼い主に恐怖心を抱くようになるのでやめましょう。

飼い主に恐怖心を抱くことで、猫に異常な行動を取らせてしまうことに繋がります。

まずは襲ってきた瞬間に「だめっ!」といった否定的な言葉を発しましょう。

それでも落ち着かない場合は、バスタオルや選択ネットで猫の体をくるみ、薄暗い場所に移動し落ち着かせましょう。

メリットは一つもないので、絶対に暴力などの体罰を与えることはしないでください。

まとめ

猫が攻撃的になる場合はいくつかの理由があります。

その理由を飼い主が見極めて、適切な行動を取るようにしましょう。

飼い主が注意することで、猫が攻撃的になることを防げるかもしれません。

原因不明で攻撃的な場合には、獣医に相談しましょう。

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