フェレットは何を食べるの??フェレット用のフードとは!
なによりも健康の基本となるのが日々の食事です。
ところでフェレットは何を食べるの??
フェレットは肉食動物です。
肉食動物は良質な動物性たんぱく質が必要です。
健康管理のためにしっかりと食事を理解してあげましょう。
食事の基礎知識
専用フードを用意しよう
フェレット専用のフードが市販されています。
フェレットが飼われ始めた十数年前は専用のフードがありませんでした。
ドッグフードやキャットフードを代用品としていました。
フェレットは犬や猫よりもたんぱく質が必要です。
高たんぱくな食事を与える必要があります。
フードは専用のものを用意してあげましょう。
食べさせてはいけないもの
中毒をおこすもの
ネギ類:赤血球を壊す成分が含まれるため、貧血や血尿、下痢、嘔吐を引き起こします。
チョコレート(カカオ類):下痢、嘔吐、異常な興奮、けいれんを引き起こします。(ココア、コーヒーもNG)
そのほかに「あく抜きが必要なもの」、「ジャガイモの芽」などがあげられます。
健康に悪影響を及ぼすもの
加工された飲食物:人が食べている加工されたものは与えないでください。(おかずやお菓子、お酒など)
生肉:細菌や寄生虫がいる場合もありますので与えないようにしにしましょう。
魚介類:消化不良が起こりやすいので気を付けましょう。
牛乳:大人になると乳糖を分解できないので、下痢をします。与えるならペット用にしましょう。
与え方に注意するもの
果物類・野菜類:腸の短いフェレットは繊維質を消化するのが苦手です。与えるならごく少量にしましょう。
おやつはあげていいの??
フェレットはおやつが大好きです。
フェレットにはおやつという考え方はありません。
食事の一つになりますので、与えすぎに注意しましょう。
栄養面だけを考えればおやつは与えなくてもいいものになります。
肥満の原因になるので、与える量に注意しながらあげましょう。
たまにのご褒美や食欲増進、コミュニケーションを深めるときに与えましょう。
フェレットフードの目的別分類
主食
主食はドライフードがメインとなります。
フェレットは食べ物が腸を通過するのに2~3時間ほどと短いです。
良質で消化されやすい高たんぱくな食事が必要とされます。
成長に合った食べさせ方に工夫をしましょう。
3カ月くらいまではドライフードをふやかしてあげましょう。
それ以降は、徐々に普通のフードにしていくといいでしょう。
副食
副食として動物性の食べ物も与えることができます。
主食を与えているだけで栄養面では十分といえます。
食に飽きてしまったりしたときに目先を変えることに有効です。
フェレットにとっての楽しみにしてあげてもいいでしょう。
動物用のミルクやゆで卵の黄身、ゆでた鶏肉などを与えるといいでしょう。
おやつ
絆を深める意味でもおやつはあってもいいでしょう。
副食もおやつの一種なのでどちらかだけにしましょう。
フェレット用のジャーキーが販売しているのでそちらを与えるといいでしょう。
フェレットは甘味の強いドライフルーツを好みます。
繊維質が多いので、どうしても与えるなら細かくしてから与えましょう。
フードの与え方
与える回数
フェレットは一日数回に分けて何度も食事をします。
いつでもフードを食べれあれるようにしてあげるのが理想です。
一日にまとめて与えるのではなく、2~3回に分けてあげましょう。
長いこと放置していると傷んでしまうので、残っていても新しいのに変えてあげましょう。
生後3か月のフェレットにはふやかして与えるのでより傷みやすいので注意が必要です。
フードの量
一日に食べる量は、30~60gほどが目安です。
フードのパッケージ表示も参考にしてみてください。
副食を与える場合は、その分主食を減らすことになります。
バランスを崩さないようにしましょう。
なるべく副食は少量を与えるようにしましょう。
健康のためにも主食を大切にし、軽量して与えてください。
フェレットはグルメ?
フェレットはフードが変わるとなかなか食べてくれません。
実はとってもグルメなのです!!
ペットとして迎え入れるときは、ペットショップで食べさせていたフードを聞いておきましょう。
フードの種類が変わるとにおいが変わるので食べなくなります。
ちょっとした変化でも、フードを変えるときは徐々に変えていきましょう。
数種類をブレンドして与えていれば、フードが手に入らない時も安心です。
ずっと同じ種類に飽きてしまうこともあるので、数種類のブレンドを回して食べさせてみましょう。
飽きてしまったときはおやつなどを取り入れるのも効果的です。
まとめ
食事は毎日食べるものなので、健康を考えてあげる必要があります。
定期的に取り換えて、清潔な食器に変えることも忘れずにしましょう。
食べる量と栄養バランスを考えて、元気に過ごせるようサポートしましょう。